
2025年アンダルシア州での
日本人向けセミナーについて
2025年エキスポリーバにご参加、またご興味いただき、ありがとうございます。
今回の世界最大のオリーブ関連産業展”EXPOLIVAエキスポリーバ”は、
日本のエキストラバージンオリーブオイルが初めて展示される記念すべき回となります。
今回、現地に足をお運びいただく予定の生産者さんを中心とし、
以下の2日間のセミナーを準備させていただきました。
前回の2023年の同産業展では、24か国、4大陸から2300人専門家が集結し、世界12カ国から290社が直接参加しました。
来場者数は5万人です。
世界中からオリーブ栽培とオリーブオイル生産者、そして関係者がハエンに集結します。
日 程
(やむを得ない理由で内容を変更する可能性があることをご理解ください)
5月12日(月)
午前:
場所( Fundación del Olivar 、ハエン、メンヒバル自治体)
テイスティング3セッション(1セッション:1時間程度)
スペイン専門家3名(アヌンシア・カルピオ、マリパス・アギレラ、ラウラ・ゲレロが1セッションずつ担当)
午後:
場所(以下同、ハエン、メンヒバル自治体)
IFAPA(農業漁業食料および有機生産のアンダルシア州トレーニング研究センター)Venta del Llano(ベンタデルジャノ)支部訪問
ラボラトリー、試験採油所、世界オリーブ遺伝資源バンクコレクションのバックアップ(約450品種)見学と、 採油についての講義
金 額 等
1名様:1526.11€(1261.25€+消費税21%)
*最低催行人数 4名
*運転手付き専用車での移動
*全工程日本語通訳とセミナー内資料日本語訳付
*昼食付き(ランチセットメニュー、1ドリンクつき)
*集合場所はハエン市内を予定(参加人数によっては、別の場所を検討可能)
5月13日(火)
午前:
場所(以下同、コルドバ)
IFAPA(農業漁業食料および有機生産のアンダルシア州トレーニング研究センター)
Alameda del Obispo(アラメダデルオビスポ)支部訪問
剪定(催行決定後、参加者にアンケートを取り詳細を決定)と世界オリーブ遺伝資源バンクコレクション見学
午後:
場所(以下同、ハエン、ビジャヌエバデラレイナ自治体)
生産者オロ・バイレン 訪問
採油所見学とテイスティング
キャンセルポリシー
*1か月前まで - 送金手数料を除く全額
*1か月以内 - 返金不能
テイスティング担当者と訪問地詳細
テイスティング担当者
マリパス・アギレラ
IFAPA農業漁業食料および有機生産のアンダルシア州トレーニング研究センター ベンタデルジャノ支部アグリビジネスと食品品質エリア専門技術者
ラウラ・ゲレロ
Citoliva( オリーブ畑とオリーブオイル技術センター)のテイスティングパネル長(IOC国際オリーブ理事会認証パネル)
訪問地
IFAPA(農業漁業食料および有機生産のアンダルシア州トレーニング研究センター)Venta del Llano(ベンタデルジャノ)支部
1902年に設立されたオリーブ栽培ステーションに起源を持つ。ハエン県メンヒバル自治体の “ベンタデルジャノ”農園に位置し、オリーブ栽培とオリーブオイル生産工程のあらゆる側面に関する研究を行っている。
アンダルシアの農業食品部門の近代化と競争力向上に貢献することを目的に、同センターは“農業生産”と“技術、ポストハーベスト、農業食品産業”の分野で重要な研究と技術開発を行っている。
現在、同センターはオリーブオイル技術とバージンオリーブオイルの品質に特化し、この産業プロセスに関する研究を強化しているが、オリーブ栽培に関する研究も忘れてはいない。
ここ最近の研究で顕著なのは、“オリーブオイル生産部門のためのバージンオリーブオイルの官能パターンのEバンク”、“フィンガープリントを用いたオリーブオイル認証プラットフォーム”、“健全な土壌から永続的な作物栽培へ”などが挙げられる。
同センターが開発した活動の一部は、国際機関(COI、FAO、CFCなど)、Instituto de la Grasa油脂研究所(CSICスペイン国立研究評議会)、大学(マドリード、コルドバ、アルメリア、ハエン、グラナダなど)など、他の機関や団体との協力により実施されている。
IFAPA(農業漁業食料および有機生産のアンダルシア州トレーニング研究センター)Alameda del Obispo(アラメダデオビスポ)支部
この支部の一般的な目的は、農村世界の近代化に貢献することであり、知識の創出や農業食品システムへの適応・伝達を通じて、農業法人や 農業食品産業の技術革新と技術開発を促進することである。
その活動範囲は、基本的にはアンダルシア州政府の農業政策を支援する地域的なものであるが、得られた成果を国家レベル、業務によっては世界的にまで拡大する。
アンダルシア州政府の協力プログラム、その他の国家または共同体のプログラム、あるいは国際機関(FAO)のいずれにおいても、開発途上国や他国の問題解決に私たちの努力を向けることである
2003年からアンダルシア農業省に属するIFAPA(農業漁業食料および有機生産のアンダルシア州トレーニング研究センター)が、“アラメダデルオビスポ”にあるこの国際コレクションを保有している。
現在、このコレクションは26カ国から約1,000のアクセッションを集め、その35.5%は国内(スペイン)由来のものである。
また、IFAPA“ベンタデルジャノ支部に設置されたバックアップ・コレクションは、約450品種が栽培されている。アンダルシア地方での調査(Gómez-Gálvez et al., 2018)や、EU-Beforeプロジェクトに含まれるオリーブの遺伝資源コレクションとの協力を通じて、さらに拡大されつつある。
世界オリーブ遺伝資源バンク( WOGB-Spain )
WOGC-IFAPAコレクションは、いくつかのスペインの研究チームによって体系的に研究されてきた。
そのため、IFAPAチームは、コレクションの保存と管理の責任とは別に、その農学的およびオレオテクニック的評価も担当してきた(Caballero et al.)。
WOGC-IFAPAに保管されている植物資料と、多国間・複数機関のプロジェクトによるその研究は、以下のようなオリーブに関する重要な知識と出版物の生成に貢献してきた。
*オリーブの世界品種カタログ(Barranco et al., 2000)
*オリーブのスペイン品種図鑑(Rallo et al., 2005)
*オリーブ栽培図鑑(Rallo L, Barranco D, and Fernández-Escobar R, editors)